私はコミュニケーションが苦手で、競い合うことは実はもっと苦手です。「1つのものを奪い合う」ということに本気になれない。そうならないアイデアがあればそっちを選ぶタイプなんです。 なので、競争社会で生き残ることには苦労したし、その中でどうしたらいいのか悩み研究しました。
コミュニケーションが苦手な自分がどうやってサバイブしていくのか。競い合いから離脱するにはどうするか。その研究から生まれた武術論がYSPCには反映されています。 その中の一つが【相手の背中をとる】というコンセプトです。相手と対峙したところから一転、相手の背中に周り相手の味方側につく。
押しのけたい、跳ね除けたい 。避けたい、逃げ出したい自分。ここから消えたい。相手のいない世界に行きたい自分。 それを叶える方法が、ぶつかって相手の背中をとることです。これは剣の理合であり物理法則です。そして人と人が和するスキルです。 私は少しずつ武術を通して乗り越えてきました。もちろん100点はないけれど、過去の自分からすれば一歩ずつ前に進み、こうして今は武術と護身術の先生をするまでになりました。
相手と他人じゃない密な距離に入り、相手と肩を並べ、相手の背中を押す。これは人との調和のプロセスであり、武術の体捌きなんです。私は武道をすることでそんな普通を取り戻せたのです。
詳しくは土曜日のセミナーで学ぶことができます。
受講資格はA4修了会員です。
カレンダーを確認する >
https://yspc-goshin.info/calendar/