画像はGrok3によって渡邊康人が作成しました。
膝痛いなら膝を使いすぎ。それは当たり前だけど、そもそも膝の使い過ぎって何のことでしょう?それは、膝を曲げっぱなしのことなんです。
この記事は膝の痛みから解放され、
改善に向かうための根本的な解決へと
自分を導いていくアイデアを提案します。
そもそも膝が痛い人は、普段から膝を前に出しっぱなしなんです。
自覚はないけれど、膝が体の前に出ている。靴のつま先側に膝が来ているんです。もしフィギュアだったら支点の前に体があるから倒れている位置です。そこを筋肉で頑張っているから脚が膝から折れ曲がる。例えれば、積雪の重さで木が折れ曲がってポキリするのと同じです。そうやって、膝は知らず知らずと曲げっぱなしで壊れてしまうのです。
なので膝の解決方法は、膝裏を伸ばすことです。
膝を後ろに送って伸ばす。どれくらいかっていうと、足首くらいまで戻します。足元を見た時に足首が見えるくらいお尻を後ろに引かないとできないでしょう。なので私はレッスンでタックアウト(ケツ出す)!と会員に叫んでいます。
「膝伸びてますけど」って人は注意。
「いや、それはともかく、普段から膝伸ばしてますけど痛いっすよ。」という人。そんなあなたは、つま先から内股だからなんです。内股は見た目で膝が伸びていても、実際には膝関節が伸びてません。このカラクリは、(腰が前に入りすぎて)靴より前に飛び出た上半身が倒れるのをために、つま先を内股にして足先でつんのめって踏ん張っているからです。前に倒れそうな体を戻すなら膝を曲げていたほうが楽でしょ。(曲げたら、踏ん張れるからますます前に倒れるという体の悪循環が起きたりします。)
人間にしかないであろう前十字靭帯。この前十字靭帯が何のためについているのか。それは「直立」二足歩行を実現させるためです。人類は「直立」して二足歩行できる唯一の省エネ歩行動物です。直立とは膝を伸ばすことです。つまり、前十字靭帯は膝を伸ばして安定させるための襷掛けの装置なんです。
(人体はこうした直立のための安定装置が他の動物よりも多く配備されています。なので、安定よりも可動を増やすことを提案する運動家が多いですが、正直、あちこち痛い人は可動させすぎなので安定を機能させるトレーニングを高めましょう。そうしないと現役を辞めた時に体が痛くなるかもです。気をつけてくださいね)
話を戻すと、直立とは膝を伸ばすことなので、前十字靭帯が壊れる原因は、膝を曲げて内股でドンと着地するから壊れるわけです。デレクローズとかわかりやすい。なのでハードなスポーツじゃないなら、普段は「つま先開く+膝伸ばす」がマストです。そうすると、上半身の重さをつかって踵で床を押した床反力(フォース)で楽に立てるようになるからです。
以下のことを椅子に座ったまま試しにやってみてください。
椅子に座ったまま、つま先を内向きにして背筋ぴーんとしてみてください。腰が張るか膝が開きたくなるから。反対に、つま先を外向きに背筋ピーんをする腰は自然で膝が閉じていきます。人体はつま先外にすることで直立できるからです。
つま先をまっすぐすると体は捻れません。螺旋を否定した運動しかできない。宇宙は螺旋です。自転公転、世界は真っ直ぐじゃないんです。水道の蛇口を「捻って」も排水口すら螺旋で流れていく。体は捻ってはいけない。そんなことはありません。宇宙はねじれている。つま先内向きで振り返ると辛いですよ。でもつま先外に向けたらあら不思議。体は快適に螺旋を描くようになる。
つま先はおへそより外向きが宇宙と繋がる人体のデフォルトなんです。つま先はおへそより外向きで、人生変わりますよ。もちろん、つま先内に向けるメリットもデメリットもレッスンで具体的にお話ししてます。なぜアスリートは内股なのか、なぜ格闘技は内股で、古武術が外股なのか。なぜ、浮世絵に内股が少ないのか。物理法則と構造力学を使ったゴリゴリに理詰めの武術スキルを通して具体的に学べます。
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