武道で相手の力を利用するとは、ぶつかること

画像はGrok3によって渡邊康人が作成しました。

相手の力を利用するとは、相手の抵抗を利用するということです。

ただ、相手の来た力をそのまま利用するのは実は、簡単じゃないですよね。そこで、こちらが加えた力に抵抗する相手の反発する力を利用するのです。

つまり、自分から「行かなきゃ」いけないんです。

相手が来たら行く。相手が来ないなら行く。どのみち行くんです。なので、受け身では相手の力を利用することは難しいんです。相手の力をもらうために激突する必要があるからです。

私はよく、こう生徒さんに伝えます。自分の車をぶつけて相手の車をスピンさせろと。では、ぶつかるにはどういう車のデザインに変形した方がいいのか。どの角度に当たった方がいいのか。単純に加速度や距離だけでなく、そういう要領を掴んでください。


2025年5/11のセミナーでも詳しく伝授します。



2025年セミナー

反射(抵抗)を使いこなす
5月 11日 (日曜日)⋅09:30~12:00
受講資格 A4

YSPC


物理法則と剣の理合を使った力のいらない護身術・武術