D1受講資格審査会

D1審査会

正式名称Development 1 受講資格認定審査会

YSPCアカデミーのD1~D3(それ以降)を受講するための資格をとる審査会です。本審査に合格すると、Basic・Applied以降のDevelopment 1 受講資格が与えられます。

審査の課題は3つ。

  1. Foundationの技術と理解。
  2. Basicの技術と理解。
  3. Applied 3の技術。

これらはインストラクターのレベルの習得は必要ありません。「D1受講に必要なレベル」の知識と技術を審査します。

実際の審査で行うことは…

Foundationの技術力と理解力Basicの技術力と理解力Appliedの技術力
言語化できるか体現できるか迎撃できるか
「間合い・構え・コントロール」について説明せよ。「ストップ/ウォーク」「インオーバー」「インアンダー」相手のパンチをインサイドからインターセプトせよ
ロジカルな概念化を
成功させることができるか
頭で整理された内容を具体的にフィックスできるか入身に必要なコンセプトを理解して体現化できるのか

言語化|Foundationの「間合い・構え・コントロール」のいずれかについて、その1つを簡単に説明していただくという課題が1つ。

BASICの技術|「ストップ/ウォーク」「インオーバー」「インアンダー」のいずれか1つの技術について数回デモンストレーションをチェックする課題が1つ。

パンチの迎撃|Applied 3の相手のパンチを迎撃する技術のチェックが1つ。


例えば、インオーバーの課題でインアンダーをしても点数はゼロということです。ご注意ください。


審査で見せてほしいものは以下についてです。

・YSPCの3大コンセプトである「間合い・構え・コントロール」の言語化(ロジカルな概念化)ができているのか?

・Bの技術の基本的な動作は頭と身体でつながっているのか?

・相手のパンチのインターセプトで入身するのに必要なコンセプトは体現できるのか?


知識・意識として、ここで重要となるのが、重心、間合い、ムスビ、合気、先といった本当に基礎となる技術の部分です。これらに支えられた行動をとることが結果を生み出します。結果を先につかみにいくと、こうした基礎を疎かにしてしまうので、そうならないように心を見張って科学的に再現しましょう。つまり、ここでは実践を想定した動きを求めてはいません。知識と理解を体現することで対応できるスキルを表現してもらおうと思っています。受験する方の新しい扉がこの審査で開かれますように。

YSPC 創始者 渡邊康人

YSPC